Pages

2012/12/05

AUDI ELECTRIC BIKE


このAUDI電動自転車は市販されることは決してないかもしれないが全く信じらないバイクだ。電動自転車なんて興味ないかもしれないが、このバイクはもし時間、頭脳、お金があったら何ができるのかを示している。そして現在のバイクを古めかしく見せてしまうだろう。コンピューターの完全制御によるセットアップはウィリー(ジャイロシステムによる、そしてウィリーの角度も設定可能)を含み、時速80km/hで50-70km走ることができ、シートの高さも調整可能でこのバイクは多くのことができる。実際このフルサスペンションバイクには多くのテクノロジーがあり21kgの重さは驚きだ。



AUDI eバイクWörtherseeはスポーツバイクであるがどのカテゴリーにも属さない。電動アシスト自転車でもないし普通のバイクでもないが、スポーツ、ファンライド、トリックのためのAUDIによるハイエンド電動バイクだ。このバイクはAUDIブランドが持つデザイン、Ultra(ライトウェイト構造の未来)、Connect(ネットワークモビリティの未来)、e-tron(電気自動車の未来)を融合させている。

このバイクは一見未来的である。構成部品はペダルでさえAUDIにより設計され26インチホイールはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で作られスポークはブレード、重量はわずか600g(片側)だ。

このバイクは超軽量カーボンファイバーで作られフレーム重量わずか1,600gだ。フレームには自然由来の物質を使っている。またフレームは実際力がかかるところは強化されている。スイングアームもCFRPで作られている。結局のところこのバイクはAUDIブランドのウルトラライトウェイトを表している。

リアホイールはチェーンで動かす。電気モーターは永久磁石同期機でフレームの最も低い場所に位置してボトムブラケットの軸を直接動かす。リアホイールの最大トルクは250Nmだ。モーター最大出力は2.3kWだ。電動バイクでは最大出力だ。バイク完成車での重量は21kg、パワーウェイトレシオ9kg/kW、馬力 7kg/hpでありこれも記録破りなスペックだ。

フレームにはリチウムイオンバッテリーが内蔵され約5kg、48Vで作動する。バッテリー容量は530Wh、230Vでフル充電に2.5時間かかる。バッテリーは簡単にバイクから取り外すことができ充電したバッテリーとの交換も可能だ。

このバイクのライダーは5つのプログラムから選ぶことができ、ペダルだけの使用からモーターだけの使用までライダーをサポートする。

『ピュア』モードではライダーはペダルを漕いで進む。『Pedelec』モードではライダーはモーターでアシストされる。トップスピードは80km/hまで達し半径50-70kmを行動できる。『eGrip』モードはモーターが必要な力を与えてくれ最高時速50km/hまで可能だ。ライダーはモーターからの出力をグリップを回すことによりコントロールしオンボードコンピューターで設定できる。

『ウィリー』モードではフロントホイールが浮いている時にモーターでライダーをアシストする。操作はスマートフォンかバイクのコンピューターで行う。『パワーウィリー』はスキルのあまりないライダーのためにウィリーのアングルを調整し、『バランスウィリー』は経験者向きである。『バランスウィリー』ではライダーの体重が前後に移動することをブレーキやモーターの加速によってウィリーを維持させる。

『バランスウィリー』ではライダーの体重がリアホイールに移った時スピードをコントロールできる。前に倒すとスピードがアップし後ろに反るとゆっくりになる。もしライダーがペダルを使い力を継続的に使いたければトレーニングモードだ。曲がったり上ったりする時にモーターは負荷となりライダーのトレーニングとなる。

このようなテクノロジーは他によい使い道はあるのか?それともこのバイクが欲しくなってしまったか?



dirt 11/29

0 件のコメント: